障がい児長期休暇スクール

 このスクールは、「サポネットおごおり、こぐま福祉会、市福祉課、社会福祉協議会」の4者によるネットワーク(グローカルネットワークおごおり)により障がい児の夏休み、春休み、冬休み期間中の日中預かりの場所として平成16年の冬休みから始めました。


・学校が休みの間、受け入れ施設の定員が満杯で利用できない。
・子供を自宅で見るため、両親が交代で仕事を休まなければならない。
・親が仕事に行けない。


等の相談が非常に多く、他市町村には長期期間中のデイサービス事業(一時預かり)があるため、上記の4団体が小郡市でも行おうとあすてらすの多目的ホールを会場に数日間実施しています。
スクールでは、特別支援学校をはじめ、小・中・高の先生、高校生、大学生、施設職員、一般の方など多くのボランティアのご協力のもと行われています。参加した子ども達が安心して楽しめるような内容になるようスケジュールの作成に努力しています。
しかしながら、実施期間が短いことや、長期休暇中だけではなく放課後の支援策といった課題もあります。ネットワークでは、ボランティアの育成、保護者間の連携・交流も視野にいれながら課題の対策について検討していきたいと思います。
「学校でもない家庭でもない」このスクールでボランティアとの交流や、障がいを持った子ども同士の交流により日頃と違った一面が見えたり、違った成長があればいいと考えています。また、さまざまな行事を通して色々な体験・経験をし、成長されることを願っています。

《事業内容》
小郡市在住の障がい児(就学児)とそのきょうだい児が長期休暇中に、当スクールに参加し
1)障がい児の遊びと体験の場の提供
2)短期間のレスパイトサービス(保護者の休息)
3)障がい児同士・ボランティアの交流
4)保護者間の連携・交流
5)ボランティア育成・組織化を目的年実施しています。